ちょっと話にくい父との関係

 

私と父はほとんど会話も交わさない

ほとんど、目も合わせない

そんな関係でした。

それにはいくつか理由がありますが

まず、父がほとんど家にいなかったこと。

子供とはほとんど接する時間がなかったこと。

お互いを知らなさ過ぎたことなどなど。

親子でありながら、

同じ家に住んでいながら、

お互いのことを全くと言っていいほど

知らなかったです。

理解し合うとか、

会話するとか

血のつながった父でしたが、

そういった繋がりは全くありませんでした。

それでも父を尊敬していました。

鉄工所という仕事を

バブル崩壊後もなんとか

持ちこたえたこと。

社員さんや家族のために

強い意志で、

事業を存続させたこと。

地域社会に貢献していたことなど。

だれにでもできることではないと

思っていましたから。

父との関係を話すのは

私にとって非常に難しいことですが、

今は、愛されていたと心から思えます。

そう、思えたのはプロファイリング分析のおかげです。

自分を理解し、父を理解できたためです。

そして、そこから分かったことを通して

父に感謝を伝えに行きました。

すでに父は仕事を引退し、

自分で歩くことができなかったので

施設に入っていましたが、

施設にいる父に会いに行き、

毎日ありがとうを伝えました。

それまでは

私が面会に行くと、

犬を追い払うかのように

早く帰れ、とろくに口も聞かずに

手で私を追い出していました。

数日後、

父は私に「気をつけて帰るんだよ」などと

労ってくれるようになりました。

 

そして最後はお互いに

心を通わせることができるようになりました。

私は父を許すことができ、

父も私を許してくれたと思います。

 

人の心は見えないものですから

行動がすべてです。

 

行動がすべてなのですが、

 

そのもとになる感情があります。

 

どんな気持ちがどう変化したのか

自分以外の人にはわかりません。

 

また自分でもわからないこともあります。

 

プロファイリングでわかることは

 

もともと持って生まれた価値観や性質です。

 

先天的にもってうまれたものを知ることで

 

人がどのように考え、行動するか理解に役立ちます。

自分と同じ人は一人もいないわけですが、

 

人は、相手も自分と同じように考えると

無意識に、思っていまいがちです。

同じ人間だから、と。

 

もともと持ってうまれた価値観や性質を知ることで

より相手を、また自分を知ることができるので

 

それを知らないとき以上に

もっとお互いを

認めることができるようになります。

そして認め合えると

そこには深い信頼が生まれます。

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